施工ブログ
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【施工レポート】突然の雨漏りを“ゼロ”に!
2025年05月01日
― 現場調査から完全復旧までの流れをご紹介 ―
こんにちは、株式会社ベストクリエイト 現場レポート担当です。
今回は「天井からポタッ…」とお困りだった3階建 S造(集合住宅)の 雨漏り修繕工事 をレポートします。「どんな手順で診断し、どこをどう直すのか?」を写真付きでまとめました。雨漏りにお悩みの方はぜひ参考にしてください!




1. 現場調査 ― 漏水の“入口”と“出口”を探せ!
最初に行うのは 徹底したヒアリングと散水調査。
室内側の状況確認
天井クロスがシミになっている範囲をマーキング。
含水率計で下地の水分量を数値化。
屋外側の高所点検
ドローン+サーモグラフィーカメラで想定箇所を撮影。
屋根材の割れ・棟板金の浮き・シーリングの劣化をチェック。
散水試験
“疑わしい部位”にシャワーで段階的に散水。
室内センサーで反応を確認し、漏水ルートを特定。
ポイント
雨漏りは「入った場所」と「出てきた場所」がズレることが多いので、目視+数値+散水を組み合わせて原因を突き止めます。




2. 原因は一つじゃない!
棟板金の浮き!シーリング材の選定ミス!下地補修不良!屋根シングル材の劣化!蓋をしてはいけない箇所へのシーシング打設!
調査の結果、
- 棟板金の釘抜け … 風雨で微振動し、釘が抜けて隙間が発生。

- シーリング材選定ミス…接着相性の悪いシーリング材を使用

前回修繕時、「打替」ではなく「増打」…下記画像で分かるようにシーリング材が二層になっている。

- 下地補修不良…過去修繕時のシーリング体積不良

内側の状況

- 屋根シングル材の劣化…耐用年数を優に超過

- 下端シーリングへの打設 … シーリング材選定ミスによる「入口」が開いた状態で「出口」下端への

出口側にシーリング打設…除去すると大量の水が出てきました。。。
この 5 点が “入口” で、2フロアを侵食していました。
入居者様の声
- エアコンが落下した。。。
- 家の中が雨漏りだらけでかび臭い。。。
- お椀を置いて雨を凌いだ。。。
- 歩くと床が沈む。。。


ビフォー アフター♪





3 仕上げ&最終チェック
散水再試験 … 同じ条件で2時間散水 → 室内側異常なし。
サーモグラフィ撮影 … 仕上げ後 24 時間、温度ムラなしを確認。
お引き渡し前クリーニング … 屋根の金属粉やコーキングカスを清掃し、養生を撤去。
ビフォーアフター写真
※写真は施工事例本編でご覧ください♪
5. オーナー様の声
「梅雨前に直してもらえて本当に安心! 散水テストの動画も送ってくれて、施工の見える化が嬉しかったです。」
まとめ ― 雨漏りは“早期発見・早期治療”が鉄則!
症状チェック:天井のシミ・クロスの剥がれ・カビ臭に要注意
原因特定:プロの調査で“入口”を確実に突き止める
的確な補修:下地補修+防水+仕上げの三位一体で長寿命化
「もしかして雨漏り…?」と感じたら、放置せずにご相談ください。
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―― 株式会社ベストクリエイト ブログ編集部
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